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なぜなにコラム
日本のスズメバチの種類2015/06/16

夏から秋にかけての時期は女王蜂が巣をつくりはじめ、働き蜂が誕生しはじめるため、蜂の攻撃性が高まるシーズンと言われています。
今の時期、屋根裏や軒下に蜂の巣を見かける機会があるかもしれませんが、むやみに近づくのは大変危険です。
データによると日本では、全国で毎年20人強の方が蜂刺されで亡くなっていることが分かっています。


日本における蜂さされの死亡者数グラフ(資料:林野庁ホームページより)
日本における蜂さされの死亡者数グラフ
特に近年では蜂さされによる死亡者数が多いですね。

現在日本にはスズメバチの仲間が7種類います。 このうち北海道・本州・四国・九州で見られるのは6種類。
今回のコラムでは、蜂の中でも、攻撃的で危険なスズメバチについて紹介します。

オオスズメバチ

オオスズメバチ 体長 女王蜂40~45mm 働き蜂27~40mm
生息地 北海道、本州、四国、九州、沖縄本島
営巣場所
巣の形状
地中や樹木の空洞など、閉鎖した環境に巣を作るため、巣の位置が見つけにくい。 地中に営巣した場合、巣穴を広げるために土を外に運び出す為、巣の前に土の塊が体積していることもあります。
特徴 スズメバチ科の中では世界最大種になります。スズメバチの中でも威嚇性、攻撃性、毒性が非常に強く、巣が地中など、見つけにくい箇所にあることから、駆除の際も専門的な経験を必要とするため、個人での駆除は絶対に行わず、専門の駆除業者に依頼してください。
モンスズメバチ
モンスズメバチ 体長 女王バチ28~30mm,働きバチ21~28mm
生息地 北海道・本州・四国・九州
営巣場所
巣の形状
巣が小さいうちは地表近くの閉鎖環境に巣を作るが、働き蜂の羽化後、巣が狭くなると大木の空洞や天井裏、 壁の隙間などの広いスペースの閉鎖環境に引越しをします。 巣は釣り鐘のような形をしており、外側から巣の中身が露出していることもあります。
特徴 他のスズメバチと違い、働き蜂は夜間でも活動を行います。 巣に対する防衛力が強く、巣に近づくと多数の働き蜂がまとわり付くように飛び回り、警戒を行います。セミ、トンボなどの大型の昆虫を好んで食べるため、自然の豊かな環境でないと生活ができません。
キイロスズメバチ
キイロスズメバチ 体長 女王蜂25~28mm,働き蜂17~24mm
生息地 本州・四国・九州
営巣場所
巣の形状
軒下、木の枝などの開放的な箇所から、天井裏、床下、樹の空洞などの閉鎖的な箇所まで、多岐にわたります。 巣の形は球状で、大きくなるにつれ、楕円形になっていきます。 都市環境に適応
特徴 日本のスズメバチのなかでは、最小のサイズですが、巣の大きさは最大規模となり、大きな巣では700~ 1000頭の規模になるものもあります。また、攻撃性、威嚇性ともに強く、巣に近づいただけで攻撃を受けることもあるため、注意が必要です。 都市環境にも適応し、市街地などでも見かけられるため、目にする機会の多いスズメバチです。
コガタズメバチ
コガタスズメバチ 体長 女王バチ25~30mm,働きバチ22~28mm
生息地 北海道,本州,四国,九州,から沖縄本島
営巣場所
巣の形状
人家の軒下や庭木の枝などの開放的な箇所に巣を作ります。 フラスコを逆さにしたような巣の形が特徴的ですが、働き蜂が羽化するにつれて、巣の入口が削られて球状になっていきます。巣の規模は比較的小さく、ピーク時の働き蜂の数でも200~300匹程度です。都市環境に適応
特徴 営巣場所や、幅広い食性から都市部の環境にも適応したスズメバチです。 攻撃性、威嚇性はスズメバチの中では弱いため、むやみに巣を刺激しなければ近づいてもおとなしいのですが、 巣を刺激した場合は激しく攻撃してきます。キイロスズメバチと合わせて、都市部でも見る機会の多いスズメバチです。
ヒメズメバチ
ヒメスズメバチ 体長 25~36mm
生息地 本州・四国・九州
営巣場所
巣の形状
閉鎖的な環境に巣をつくり、きのこの笠のような形状の巣をつくり、巣の中身がはみ出して見えるのが特徴です。国内のスズメバチ属において、最も巣の規模は小さく、他の蜂に比べても一つの巣の中の蜂の数も少ないです。
特徴 威嚇性が強く、大あごを鳴らしてまとわりつくような警戒行動を取りますが、実際に攻撃することはあまり無い、比較的おとなしい種類の蜂です。他のハチとの大きな違いとして、腹部の先(尻の部分)が黒いため、見分けるのは比較的に容易です。(他のスズメバチの腹部の先は黄色)餌としてアシナガバチを専食し、その他にクヌギ等の樹液にも集まってきます。
チャイロスズメバチ
チャイロスズメバチ 体長 女王蜂、約30mm 働き蜂、約22mm
生息地 北海道から本州中部までとされているが、個体数が少なく、生息地も限られていると思われる。
営巣場所
巣の形状
※特徴にて説明 巣の大きさに大きなばらつきがみられる。
特徴 モンスズメバチ、キイロスズメバチの巣に侵入し、その女王蜂を殺して巣を乗っ取る、社会寄生性の蜂です。 他のスズメバチに比べて、頭、胸、が赤茶色、お腹がこげ茶色をしているため、比較しやすい。巣の大きさにかなりのばらつきがあり、小さいものでは30匹程度のコロニーに対して、大きい巣では700匹近くの働き蜂がいる場合もある。
弊社ではスズメバチ等、蜂の巣の駆除を目的とした防護服の販売行っておりますが、これらの商品は
個人での駆除作業を奨励する目的ではございません。
巣の駆除を行うには大変な危険が伴いますので、出来る限り巣に近づかないこと、
蜂の巣の駆除もプロの業者や慣れている方にお願いすることをお勧めいたします。

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